FIREして、最初に本気で考えたのは「神絵師になれるんじゃないか」でした。
時間は、ありあまるほどある。
この時間をぜんぶイラストに注げば、もしかしたら、いける。
そう思って、毎日ペンを持ちました。
結果は、数週間で止まりました。笑
「やりたいことが見つからない」と検索している人は、たぶん私と同じで、探しに行く力はある人だと思います。
この記事は、探し回った私が、5年前の自分のメモに答えが書いてあったことに気づくまでの話です。
ゆる山探しに行ったら、
家に置いてきてたんですよね。
やりたいことの探し方は、3つある
【スクショ挿入:3つの探し方を並べた図(動いて出会う/未来を描く/過去を掘る)(alt: やりたいことの3つの探し方——動いて出会う・未来を描く・過去を掘る)】
先に、地図を出しておきます。
やりたいことの探し方は、大きく3つに分かれます。
- 動いて出会う:とりあえずやってみて、手応えで判断する
- 未来を描く:なりたい姿をイメージして、そこから逆算する
- 過去を掘る:昔から続いていること、人に喜ばれたことから探す
どれが正しい、という話ではありません。
ただ私は、この3つを全部やって、最後のひとつでやっと見つけました。
順番に書きます。
①動いて出会う:神絵師を目指して、数週間で止まった
【スクショ挿入:イラスト練習の跡や、描いた絵があれば(alt: FIRE後にイラスト練習を始めたが続かなかった記録)】
私は行動力だけはあるので、まず動きました。
イラストです。
理屈はこうでした。
「うまい人は、描いた量が違う。私には時間がある。だから量で追いつける」。
毎日描けば、神絵師になれる。本気でそう思っていました。
でも、続きませんでした。
うまくなっている実感はあるのに、机に向かう理由が、日に日に薄くなっていく。
理由は、あとで分かります。
このとき試したのはイラストだけではなくて、サウナも、ドラムも、哲学書も、同じ終わり方をしました。
そのハズレの記録は、別の記事に書いています。





「時間があればうまくなる」は、
半分だけ正解でした。
②未来を描く:ふんわり描いていたものは、あった
【スクショ挿入:Xを始めたころのプロフィールや、最初の投稿のスクショ(alt: FIRE直後の2026年5月にXを始めたころの記録)】
実は、「なりたい姿」はありました。
FIREしてXを始めた5月の時点で、人が集まる場所を作りたいという気持ちは、もうあったんです。
ただ、ふんわりしていました。
どんな場所か、誰と、どうやって。
描いてはいるけど、手が動かない。
形になりそうだと感じて動き出せたのは、9月でした。
7月に、昔のブログ仲間に「やってみようと思う」と話したのを覚えています。
その間ずっと、AIに相談していました。
描いた未来は、自分がすでに持っている何かとつながるまで、動き出さない。
これは、あとから分かったことです。



描くだけなら、5月にできてたんです。
動けたのは、9月でした。
③過去を掘る:5年前のマップに、もう書いてあった
【スクショ挿入:2021年12月31日のマップのスクショ。「ひとりでやるより、みんなでやるのが好き」の枝が見える部分(alt: 2021年の大晦日に作った自分の棚卸しマップ——「ひとりでやるより、みんなでやるのが好き」と書いてある)】
最後に、過去を掘りました。
きっかけは、仲間のひと言で「ひとりでやるものは続かない」と気づいたことです。
じゃあ、人と一緒に何をしてきたんだっけ、と。
そこで思い出したのが、2021年の大晦日に作った、自分の棚卸しマップでした。
ブロガーとして独立する前に、八木仁平さんの『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』を読んで、自分の価値観とやりたいことを1枚に書き出したものです。
5年ぶりに開いたら、こう書いてありました。
- 「ひとりでやるより、みんなでやるのが好き」
- 「引っぱっていく立場というより、サポートが得意」
- 「人の挑戦も応援したい! おせっかいな性格。仕事にできればいいのに」
- 「仲間と何かを作るのが好きだ。お金にならないから諦めた。お金になれば? もちろんやりたい!楽しいじゃん!」
全部、書いてありました。
ハズレの共通点も。コミュニティを作りたい理由も。
ブログの添削や相談の仕事が楽しかった理由も。
5年前の自分は、それをもう知っていて、紙に書いて、そして忘れていたんです。
ついでに言うと、「5年後:在宅で仕事をし、子供を迎えられる親になりたい」とも書いてありました。
2026年。ちょうど5年後です。
こっちは、知らないうちに叶っていました。
今年、FINDマップを作り直したら、「原点」の枝に出てきたのは、まったく同じものでした。



探し回って帰ってきたら、
玄関に置いてあった。そんな感じです。
最近読んだ本田健さんの『大好きなことをやって生きよう!』で、それがやっと言葉になりました。
コミュニティを作ること。FINDを広めること。みんながやりたいことを見つける手伝いをすること。
全部、「人の手伝い」でした。
3つの探し方に優劣はない。でも、順番はある
【スクショ挿入:3つの探し方を「順番」で並べた図(掘る→描く→動く)(alt: やりたいことの探し方の順番——過去を掘ってから描き、それから動く)】
3つをやってみて、思ったことがあります。
| 探し方 | 私の場合 | 分かったこと |
|---|---|---|
| 動いて出会う | イラスト、サウナ、ドラム… | 手持ちとつながらないものは、続かない |
| 未来を描く | 人が集まる場所を作りたい | 手持ちとつながるまで、動けない |
| 過去を掘る | 5年前のマップ「みんなでやるのが好き」 | すでに持っていた |
やりたいことは、探しに行く前から持っていました。
探しに行ったものが続かなかったのは、持っているものと、つながっていなかったから。
行動力がある人ほど、「動く」から入ります。私もそうでした。
それは悪くないんです。ただ、先に掘っておくと、動いたものが続く。
順番が逆だっただけでした。
「探す」をやめて、「棚卸し」する
「やりたいことが見つからない」と感じている人に、ひとつだけ。
探すのをやめて、棚卸しをしてみてください。
新しいものの中には、たぶんありません。
昔から続いていること、人に喜ばれたこと、辞めても戻ってきてしまうこと。
そこに、もう埋まっています。
棚卸しのやり方は、FINDマップの記事に書きました。
4つの枝のうち、まず「原点」だけ書いてみるのでも十分です。


白紙でも構いません。
私も、5年前に書いたものを5年間忘れていました。
白紙だと気づくことが、棚卸しの最初の1行です。
まとめ:見つからないんじゃなく、見ていなかった
やりたいことは、探しに行く前から持っていました。
動いて、描いて、最後に掘ったら、5年前の自分がもう書いていた。
見つからないんじゃなくて、見ていなかっただけでした。
もし、あなたの手元にも昔のメモや、辞めたのに戻ってきてしまうことがあるなら、ひとりで眺めて終わらせないでほしいです。
私は、仲間のひと言がなければ、5年前のマップを思い出せませんでした。
みんなのFINDベースキャンプでは、そんな仲間が将来を真剣に語りあってます。



「持ってた」って気づく瞬間、
ちょっと笑えますよ。
あなたが「すでに持っているもの」は、何ですか?




