米国高配当ETF勉強中、ゆる山です(@yuru_dara_taro)
最近よく耳にする、米国高配当ETF。
その名の通り高配当が魅力なのですが、配当は米国と日本で二重課税されることをご存知ですか?
米国高配当ETFがはやっているからといった理由で購入したまま置いとくと、税金そのまま引かれて損してしまいます。
僕は二重課税知らないまま購入を開始してしまいました。
来年の確定申告にむけて調査したので、まとめます。
確定申告で外国税額控除を使えば一部がかえってきますので、要点を押さえましょう。
この記事はこんな人に向けて書いています。
・米国高配当ETFを始めてみたけど、二重課税ってなに?
・確定申告?なにいるの?
米国株の二重課税とは
ニ…ニジュウカゼイ?
税金って難しい!
外国の株で収益がでた場合、まずその国で課税されて、残りは日本で課税されます。
米国の場合だと配当や分配金に10%の税金がかかり、残りが日本で20.315%が課税されるされるので、手残りは72%になっちゃいます。
1万円の配当を米企業が生み出しても、手元には7,200円しか残らない計算になります。
二重課税には確定申告
自動的に引かれてしまうので仕方ないですが、指をくわえて引かれるのを眺めているわけにはいきません!
確定申告で「外国税額控除」を使えば、二重でかかった米国の税金については所得税および住民税から差し引いてもらえます。
紙を出すだけでお金になるなら出します!
確定申告に必要な書類
確定申告をするのは2〜3月ですが、直前で慌てないように今から必要な書類を確認しておきましょう。
- 確定申告書
- 外国税額控除に関する明細書
- 外国所得税を課されたことを証明する書類等
- 国外所得総額の計算に関する明細書
漢字が多いよ。
提出前に慌てることの無いように、いつどこで準備するか確認しておきましょう。
1.確定申告書
確定申告書は二枚の申請書類。サラリーマンは源泉徴収票などの情報を転記する。1月に用意。
国税庁のHPから作成できる。リンクはこちら。
2.外国税額控除に関する明細書
書類を完成させるには3.4の情報が必要。1月に用意。
国税庁のHPからダウンロードできる。リンクはこちら
3.4.外国所得税関係書類
3と4の外国所得税関係書類は使っている証券会社から「年間取引証明書」を貰えば大丈夫。年明けに申請する。
外国税額控除の注意点
「外国税額控除」は所得税および住民税から差し引かれます。
同様に「住宅ローン控除」や「ふるさと納税」も所得税および住民税から差し引かれます。
納税している金額でどれだけ控除できるか個人差があります。
外国税額控除と住宅ローン控除を併用した場合にはふるさと納税の限度額に注意が必要です。
まとめ 二重課税は確定申告で
ここまでのおさらい。
税金は難しいですけど、申請しないと取られっぱなしになってしまいます。
確定申告は2~3月なので、初めて申請する方は年末頃から少しずつ用意していきましょう。
実際に確定申告したら、また記事にします♬
ここまで読んでいただきありがとうございました。
30代の節約、投資、子育てなど等身大でつぶやいてます。
よかったらTwitterのフォローお願いします。
コメント